CHEMISTRY OF BOOK

化学を学ぶ人のための専門書まとめ

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一般化学の教科書

一般化学(General chemistry)
一般化学という言葉は教育現場で使われるもので、化学の諸分野のひとつに含まれるものではない。だからと言って、初めて化学を学ぼうとする人が、いきなり物理化学、有機化学…など専門のテキストに取り組んでも、高いハードルを感じてしまうことだろう。たとえば、モルなどの化学量論的な考え方、周期表の見方、化学結合の基本、原子構造の基本、化学実験の取り組み方などは、すべての化学に通ずる基礎中の基礎となるもので、それを事前に学んでおこうというのが、一般化学の役割なのだ。

一般化学の教科書では、物理、無機、有機、分析、生化学のエッセンスがまんべんなく盛り込まれているものが多く、1冊で化学の基礎全体を広く学べるのが特徴。最近の本は図や表が豊富で、カラフルなのも大きな特色。専門分野の本にありがちな堅苦しさがなく、化学の楽しさ、親しみやすさに触れられることも選ぶ上で重要なポイント。化学が専門か否かは問わず、現代を生きる社会人の教養として、1冊書棚に置いておきたいもの。



Chemistry:
The Molecular Nature of Matter (第7版)

名著「ブラディ化学」の原著最新版

Chemistry: The Molecular Nature of Matter

■出版社
Wiley

■発行年
2014年

■サイズ
27.7×22.4×4.6 cm(ハードカバー:1200頁)

■レベル
★★☆☆☆(学部1年~学部2年)

■ひとこと
邦訳され、昔から日本でも広く使われた一般化学の名著「ブラディ化学(上)(下)」。原著では改訂が進み、現在は2014年1月に出版された第7版が最新版。ただし、ブラディは今回より著者リストから外れている。図も豊富で読みやすく、高校化学から大学化学への橋渡しにぴったり。世界で多大なる支持を得ているのも納得できる本である。



評価の高いその他の名著
マクマリー 一般化学 〈上〉
マクマリー 一般化学 〈下〉
マクマリー 一般化学 演習編
有機化学の教科書で有名なマクマリーが著する一般化学の教科書。邦訳されている一般化学の本のなかでは、おそらくこれがベスト。わかりやすい丁寧な解説、写真が豊富で直感的に理解しやすい、演習問題の解答がある……などが理由。大学入学前の高校生~大学1年生、化学を専門としない理系学生、化学に興味がある社会人が読者対象であろう。


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